マイナーペンタトニックのファとドが渋い雰囲気を出している?

Q. マイナーペンタトニックのファとドが渋い雰囲気をだしている…?

ナチュラルのファとドがブルーノートで渋い雰囲気を出しているのですね。いままで、音の制限があったのは、そのいずれかを含むという上での課題だということが分かりました。

A. Do Me FaのFaとSo Te DoのDoには独特な響きがあります!

この響きの感覚を感じ取っているのが素晴らしいですね!

ただ、ブルーノートという言葉は使い方が間違っているので少し解説しますね。

でも凹まないで下さい💦こういう勘違いや理論とのズレは誰にでもあることなので!

ブルーノートとは?

まずブルーノートは一般的にいうと、♭3、♭5、♭7を指します
移動ドで表すとMe、Se、Teです。

SoundQuest

今回は「メロディラインの技法を知る」回です。 ここではブルース、ジャズ、ロックといったジャンルにおいて重要な技法である「…

そして今回取り組んでいるのはマイナーペンタトニックスケールで、移動ドで表すと

Do Me Fa Sol Te Do

です。MeとTeのブルーノートが含まれているのがわかりますね。

また、マイナーペンタトニックと似たスケールでブルーススケールがあります。

ブルーススケールはマイナーペンタに♭5が足されたものです。

ブルーススケールを音感で表すと

Do Me Fa Se Sol Te Do

で、Se(♭5)が足され、全てのブルーノートMe Se Teが含まれているのがわかりますね。

FaとDoの渋い雰囲気

一般的にはMe、Se、Teに対して暗い雰囲気を感じるためMe、Se、Teをブルーノートと呼びますが、流れで使うとその後のFaやDoからも独特な雰囲気を感じとることができます。

「渋い雰囲気」というのは鋭い感覚で、

Do Me FaのときのFa

Sol Te DoのときのDo

を聴いて音の繋がりによる独特な雰囲気を感じとったのだと思います。

こういう感性はとても大事(自分だけの感覚で正解は自分の中にしか無い!)ので、自分の感性を信じて感覚を覚えていくことはとても良いことです!

感じ取った音の感覚を、次のアドリブに一つ一つ活かしていくことが、アドリブ上達のとても大事なポイントなので、ぜひ上手く使ってみてください!

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